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REF / JIS B 0401
ISO 286-2
TOOL v1.0
Fit & Tolerance Calculator

はめあい公差 計算ツール

基準寸法とはめあい記号を選ぶだけ。穴・軸の許容寸法、すきま/しめしろの最大・最小、はめあい種別(すきまばめ・中間ばめ・しまりばめ)を、公差帯ダイアグラム付きで表示します。穴基準・軸基準の両方に対応。

入力 / Input3 < D ≤ 400
結果 / ResultH7 / g6

01はめあいとは

「はめあい」とは、穴と軸を組み合わせたときの、すきま(ゆるさ)やしめしろ(締まり具合)の関係を指します。同じ呼び寸法でも、穴と軸それぞれに許容差(公差)があるため、組み合わせによって動く・固定される・圧入が必要、といった機能が決まります。JIS B 0401(ISO 286 と整合)は、この公差を H7g6 のような記号(アルファベット=基準位置、数字=IT等級)で体系化しています。

02はめあいの選び方

はめあいは「その部位に求める機能」から逆算して選ぶのが基本です。動かす/着脱するならすきまばめ、位置を正確に出しつつ分解の可能性があるなら中間ばめ、固定してトルクを伝えたい・分解しないならしまりばめ、という対応が出発点になります。

また、原則は穴基準(穴を H に固定し、軸側で調整)です。穴はリーマやブローチなど刃物の寸法で仕上がりが決まり後から微調整しにくい一方、軸は削って合わせやすいため、軸側で組合せを変える方が経済的だからです。1本の軸に複数の部品を異なるはめあいで取り付けたい場合などに、例外的に軸基準(h 固定)を使います。

はめあい種別代表的な用途
H7/g6すきまばめ精密な摺動・位置決め。ガタを抑えつつ滑らかに動かす部位
H7/f7すきまばめ一般的な回転部・軸受まわり(潤滑下で回す)
H7/h6すきまばめはめ込み・案内(最小すきま)。頻繁な着脱
H7/js6中間ばめ軽い位置決め。分解・再組立を想定する箇所
H7/k6中間ばめ軽圧入・位置決め。キー併用での固定など
H7/n6中間ばめ振動部などの堅めの位置決め(ほぼ動かさない)
H7/p6しまりばめ軽圧入・トルク伝達。ブッシュ/軸受の固定

※ 用途は一般的な目安です。荷重・潤滑・温度・材質・組立方法によって最適なはめあいは変わります。最終的な等級は使用条件に合わせて判断してください。

03使い方

04よくある質問

穴基準と軸基準の違いは?
穴基準は穴側を H に固定し軸側の記号を変える方式、軸基準は軸側を h に固定し穴側を変える方式です。穴は加工後に寸法を調整しにくいため、一般には穴基準が推奨されます。1本の軸に複数部品を異なるはめあいで付ける場合などに軸基準を使います。
H7/g6 はどんなときに使う?
代表的なすきまばめで、精密な摺動・位置決めに使います。常にわずかなすきまがあるため潤滑下で滑らかに動き、ガタは小さく抑えられます。
中間ばめとは?
穴と軸の組合せによってすきまにもしめしろにもなり得るはめあいです。位置決め精度が必要で、かつ分解の可能性がある箇所に使います(例:H7/js6、H7/k6)。
すきま・しめしろの単位は?
一般に μm(1 μm = 0.001 mm)で表します。本ツールでは許容差を μm、許容限界寸法を mm で表示します。
オフラインで使える?
単一HTMLで外部依存がないため、一度開けばオフラインでも動作します。

05対応範囲と仕様

本ツール v1 は、基準寸法 3 mm 超〜400 mm、IT等級 5〜11 の範囲で、定番の穴・軸記号(F〜P/d〜p)に対応しています。重しまりばめ(r/s/u 等)および 3 mm 以下は、寸法区分の細分が必要なため v2 で対応予定です。穴の K/M/N/P 等級は ISO 286 の特別規則(Δ補正)に基づいて算出しています。